有限から無限へ

「このパスツールの説に反対し、バクテリアの自然発生を肯定する説を唱えたのが千島喜久男である。1958年、カエルの血液を腐敗させて、そこにバクテリアを自然発生させる実験観察に成功した。バクテリア有機物の腐敗から新しい生命を得て、親なしで発生したのだった。 」

「しかし、千島説からみると輸血による血清肝炎は、供血者の血液にウィルスがまじっていなくとも輸血という不自然な影響によって起こり得るという。輸血によって肝臓は充血し、そのとどこおった血液が肝細胞に変化してますます肝臓は肥大する。すると細胞の活力が弱まって、そこにウィルスが自然発生するというのが千島の考え方である。現代医学の考え方とは順序が逆なのである。」

「現代医学では、こうした場合でも感染ルートを必死にさがそうとする。これはバクテリア、ウィルスが自然発生することを認めないからだ。 」

¥自然発生ってのは正確には「人間の可視ゾーン」に入ってくるってことじゃないかな。バクテリアより小さい存在、それより小さい存在もある。「気」とか言われているもの。大小無限。